人気ブログランキング | 話題のタグを見る

何故だろう?

千葉に帰ってきた。

松山での長閑な安穏とした雰囲気の中で集中して研修を受けて
喧騒の中に舞い戻ってくると、落ち着く自分がいるのはなぜだろう?

ある程度、人の集まる・夜、光りのあるところでないと
落ち着かない体になってしまっているのかもしれない。
文明に浸ることがいいのか、悪いのか。

帰省後翌日から、休日業務のため日曜出勤で
しっかり風邪を完治させること無く今に至っている。苦しい。。。。

久しぶりに飛行機に乗ったのだが
羽田→松山の際に、感じたことがある。
手荷物検査の際にペットボトルの提示を求められた。

ロビーで購入したお茶を怪しげな検査キットにはめ込まれ、
グリーンのランプがついて「異常なし。」との判定。

??何を調べたのだろう??
その場にいた検査官に質問。
私:「いったい何を調べたのですか?」
検査官:「・・・さあ。。。」
私「さあ・・・って、何を調べてるのか知らないんですか?」
検査官:「申し訳ございません。」

私はこの検査が液状の可燃物をチェックする検査だと知ったのは、
後日、成田空港に勤められている先輩から聞いてわかったのであるが、
この事態は問題だと思う。

何もわからずに客から物を預かり、青信号がつけば異常なし。
システム透過上、安全なものとわかれば結果としてよいのだろうが、
理解されないまま事態を進行させてしまっていることが問題だと思う。

その検査官は日々の業務に疑問を待たず、ただ客から預かった
物から赤信号が出ないことをチェックしているだけなのだから。
赤信号が出て、対応に手間取っている際に持ち込んだ人物が
その中身を爆発させないとも限らないのに。。。。。怖。

以前、ここに自分の知らないところで動くシステムのことを書いた。
確かに機械自体がどんな仕組みで中身の可燃物の可否を判定しているかを
全員に理解させるのは難しいかもしれないが、
自分達検査官が日々何をしているのかを理解するのは
前提条件の前提条件の前提条件の。。。。ぐらい基礎だろう。

(因みに、その場の検査官は誰も何のためにチェックしているのか説明できなかった)

既製のシステムを受け入れることに加えて基本的な業務上の疑問ぐらい
もって欲しいなと感じ、どうしてこの人たちは日々の作業に「何故だろう?」と
思わないのか搭乗中も考えてしまった。  

子供みたいに「なんで?どうして?」の繰り返しは必要ないことなのかな?・・・・・
by asd74302 | 2004-11-08 01:16
<< 府中市民交響楽団 松山にて。  >>