今日は府中に演奏会を聞きに行ってきた。
大学時代の所属サークルの先輩が 2ndバイオリンで参加されているとのことで 久しぶりにオーケストラを聞きに。 フランス人中心の選曲でシャブリエ・ビゼー・フランク と、19世紀半ばに活躍した作曲家中心だった。 フランクの「交響曲ニ短調」ははじめて聞く曲だったが 2つの動機を3つの楽章の中で混在して表現しており、 嫌いな構成の曲ではなかったが如何にもフランス的な アーティキュレーションでメロディーラインとしては ニガテな部類に入った。 ビゼーは「カルメン」を9曲。 断片的に何度か演奏経験があったのだが今日は 組曲形式で曲想がコロコロ変わるので画的に 音楽を捉えれられて、また、オペラの内容を思い出し、 心の中でお話を進めていくのが快活に感じられた。 こういうオペラのベースを知っている組曲の選ばれた演奏会は 総じて時間の経つのが早いものである。 シャブリエは狂詩曲「スペイン」。 高校3年の時に1stバイオリンを部活の朝練で弾いたのが はじめてだったような。。。 ピチカートではじまり、3拍子を思わせないスペイン的舞踊風の リズムで最後まで駆け抜ける。(タンバリンがいい味出してる。) イタリアの民族楽器で音楽を学んだ私には リズム・音階・曲調・・・何にしても南部のものが 心にスッと入ってくる。 今日は高校時代を回顧でき、久しぶりに高揚感を覚えたので 有意義であった。(本来、私が演奏会に求める効用はまだ他にもあるが) 今日はいつもの愚痴的な書き込みはナシ。
by asd74302
| 2004-11-14 22:50
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